吉川線

吉川線

よしかわせん
Yoshikawasen

小舟潮の遺体にあった傷。

殺人事件の被害者の首に見られるひっかき傷の跡を指す言葉。

絞殺や扼殺(やくさつ)により殺害された被害者が、紐や犯人の腕を解こうと抵抗し、自分の首の皮膚に爪を立てて傷を付けてしまうことにより発生する。

菱形青銅が警察の検死に立ち会った際に、潮の首から発見。葬儀の際、看護師の根来が死化粧で隠した。

警察が事故死で処理した潮の死が他殺である可能性を示す数少ない証拠となった。

のちにその吉川線は、小早川しおりの影が原因で付いたものであることが発覚した。